何が起きたか
Entire CLI 0.7.7以前は、リモートチェックポイントメタデータからの検証されていないSessionIDを使用して復元パスを構築しており、セッションディレクトリ外にトランスクリプトデータを書き込むパストラバーサルを可能にし、被害者のホスト上の任意ファイルを上書きできた。CVSS 6.2 (v4.0)、2026-10-23公開。
なぜ重要か
エージェントのセッション状態は現在Gitから保存・復元される。その状態が攻撃者の影響を受ける場合、復元パスは開発者のマシン上のファイル書き込みプリミティブとなり、AIエージェントフロー攻撃者や悪意のあるコントリビューターが悪用できる。
攻撃経路
チェックポイントメタデータはリモートのentire/checkpoints/v1ブランチから取得され、SessionIDフィールドは復元パスで検証なしにファイルシステムパスを構築するために使用される (CWE-22)。そのため、絶対パスやトラバーサルシーケンスを含む悪意のあるSessionIDは、セッションの再開や巻き戻し時に被害者のマシン上の任意ファイルを上書きする。
影響を受けるシステム
Entire CLI 0.7.7以前 (entire/checkpoints/v1ブランチからのチェックポイントメタデータ)
緩和策
Entire CLI 0.7.7にアップグレード (GHSA-2h46-9x5w-4wf7)。SessionIDを検証・正規化し、チェックポイント復元の書き込み先をサンドボックス化する。チェックポイントメタデータを完全に制御できないリポジトリからの信頼されていない入力として扱う。