何が起きたか
2026-08-18に公開された5つのHigh/Critical CVE(CVE-2026-75858 CVSS 7.5、CVE-2026-75913 CVSS 9.3、CVE-2026-75911 CVSS 7.8、CVE-2026-75859 CVSS 7.5、CVE-2026-75857 CVSS 7.0)は、AIコーディングエージェントであるCodeWhaleの体系的な承認バイパスおよびインジェクション脆弱性について説明しており、コード実行およびシェルツールのツールレベル承認ゲートがデフォルトで「Auto」に設定され、リポジトリ提供の設定ファイルが検証なしに信頼されています。
なぜ重要か
これは典型的な新しいエージェント実行攻撃クラスです。エージェントが単に読む(実行するよう要求されたコードではない)コンテンツ内のプロンプトインジェクションにより、ユーザーの権限レベルでの任意のコード実行が直接実現され、悪意のあるリポジトリは単にクローンして開くだけで同じことを実現できます。悪意のあるコンテンツとのユーザーインタラクションは不要です。
攻撃経路
rlm_evalツールのapproval_requirement()はApprovalRequirement::Auto(「プロンプトを表示しない」として扱われる)を誤って返すため、攻撃者はエージェントを読む信頼されていないコンテンツ(Webページ、取得されたURL、リポジトリファイル、またはMCPツール結果 — rlm_openツール経由を含む)内のプロンプトインジェクション経由でエージェントを誘導し、ユーザーの承認なしにモデルが供給した任意のPythonコードをユーザーのOSの権限レベルで実行できます。同じクラスター内の関連CVEはgit_show引数インジェクション(CVE-2026-75913、CVSS 9.3)、自動承認されたシェルコマンド操作(CVE-2026-75857)、クローンされたリポジトリ内の悪意のある.codewhale/config.tomlファイル(任意のシェル実行CVE-2026-75911またはリポジトリを開く以上のユーザーインタラクションなしに任意のファイル読み取りCVE-2026-75859を有効化)をカバーします。
影響を受けるシステム
CodeWhale / codewhale-tui(AIコーディングエージェント)、バージョン >= 0.8.41 および < 0.8.64(関連:CVE-2026-75913、CVE-2026-75911、CVE-2026-75859、CVE-2026-75857)
緩和策
CodeWhale/codewhale-tuiを >= 0.8.64にアップグレードしてください。すべてのリポジトリ提供の設定ファイルおよびプロンプトインジェクション可能なコンテンツを信頼できないものとして扱い、コード実行ツールに対してコマンドごとの明示的な承認を要求してください。